社会は複雑に絡み合い、将来の見通しを立てることが難しく、予測困難な状況が日々発生しています。「目の前の課題解決に日々取り組む」ことは、何物にも変えがたい大切なことです。一方で、「課題を生み出した社会そのものを変える」ことをしなければ、課題は生まれ続けます。
北海道オープン大学(以下、HOU)は、社会変革(いわば社会課題の根治療法)を目指し、様々な人と社会を探究する場です。多くの社会課題の根源は、つながっています。幅広い社会課題をテーマに、あなた自身の社会へのモヤモヤから問いをたて、他者がどのように問題を捉えているのかを知り、社会の仕組みを学び合うことで、社会の本質を見つけます。
HOUは、知識を与えることではなく、様々な人と対話しながら自分なりの答えを見出す経験を通して、他者と共学・共創・共働する力を身につけてもらうことを重視します。対話から、あなた自身の価値観を明確にすること、社会についての理解を深めること、社会課題について活動する仲間を得ることができます。
あなたのコンパス(ものの見方)を手に、仲間と共に、ほしい未来をつくりませんか。
Ⅰ.スタートはあなた自身
自身の体験から
「社会ってなんだろう?」を探究する
あなた自身が問いを立て、自分と向き合い他者と語り合います。各テーマごとに様々なバックグラウンドをもつ他者と対話することで、社会についての理解を深め、あなたの価値観をより明確にします。欲しい未来に向け、0.1歩を踏み出すプロセスをあなたのペースで歩みます。
様々な社会課題を知り社会の全体像を掴む
あなたがもともと関心を持っていた課題だけでなく、幅広い社会課題について、現役の実践者の問いかけと共に学び、対話を通じて理解を深めます。自分起点で社会の本質を見つけます。
対話を通じてつながり、
自分の殻(思い込み)に気づく
様々な社会課題に取り組む人と出会い、地域・立場・世代を超えてつながります。実践を共有し合い、次のステップへのヒントや意欲を得ます。様々な価値観に触れることで、自分の考えのパターンや思い込みに気づき、未来に向けて必要なマインドセットを捉え直します。
必要な時に必要な技と道具を
場の活性化を促す「言える化道具(ツール)」や「話し合いの可視化の技(スキル)」など、地域や組織の現場で活かせる技を、現役の実践者から学び、実践に生かします。
北海道大学大学院
地球環境科学研究院
学術研究員
博士(環境科学)
小林 ユミ
Yumi Kobayashi
菅原 亜都子
Atsuko Sugawara
NPO法人防災したっけ代表理事/北海道大学大学院
環境科学院非常勤講師
(株)ビジネスコンサルタント
IP本部 営業部 東海ブロック長
兼 Well-being共創ラボ担当
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実施日 |
テーマ |
形式 |
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9/27(土) 14:00-16:30 |
ガイダンス「学ぶ力・対話・ウェルビーイング」 |
【F】 会場&オンライン |
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10/8(水) 20:00-21:20 |
世界は今:SDGsと対話の問い |
【O】オンライン |
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10/18(土)
14:00-15:30 |
社会変革する力を育む学校教育 |
【F】 会場&オンライン |
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10/29(水) 20:00-21:20 |
エネルギーの地産地消(再生可能エネルギー) |
【O】オンライン |
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11/15(土) 14:00-15:30 |
多様性・公平性・包括性(DEI) |
【F】 会場&オンライン |
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12/3(水)
20:00-21:20 |
災害レジリエンス(防災/減災) |
【O】オンライン |
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12/20(土)
14:00-15:30 |
食料システム(地産地消・自給率) |
【F】 会場&オンライン |
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1/10(土) 14:00-15:30 |
社会における企業の役割 |
【F】 会場&オンライン |
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1/28(水)
20:00-21:20 |
【参加者が決める身近なテーマ】 |
【O】オンライン |
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2/14(土)
14:00-16:30 |
個人と社会:社会って何だろう? |
【F】 会場&オンライン |
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見出し
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ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
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私が設立した実践環境科学コースで博士号取得者のほとんどは30〜50歳代の社会人の方です。HOUでは、この20年間に出会った人々と協力して裾野を広げていこうと思います。修士や博士の学位を授けることは出来ませんが、社会に何かを生み出す考え方のエッセンスを授けることが出来ると思います。
「急がば回れ」という諺があるように、学びから始めます。「目前の社会課題に日々取り組むこと」は何物にも代えがたい大切なことです。その一方、「社会課題を生み出した社会」を変えていかねば、(次から次に生まれてくる)社会課題が無くなりません。前者は対処療法、後者は根治療法です。例えば、高熱で苦しんでいる家族に解熱剤を与えれば、一時的に楽になりますが対処療法にすぎません。原因を取り除くためには、病院でみなさんの力を借りた根治療法が必要となります。
数多くの社会課題の根源は、繋がっています。それは国連総会で2015年に議決された「私たちの世界を変革する: 持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められた、17つの持続可能な開発目標(SDGs)が互いに関連し、それらをともに解決していかねばならないことと同じことだと思っています。
HOUでは、これまでに知り合った様々な人たちとともに、社会変革(いわば社会課題の根治療法)を目指して、参加者が、自ら培った経験に加えて社会の本質を知ることにより、共学・共創・共働できるコミュニティーを作っていきたいと思います。
札幌市「大学と民間企業等との連携による公益的事業の推進補助金」の支援を受け開催しています。
【話題提供】 北海道大学環境科学院、みらいRITA、株式会社たがやす、ほか
【広報・助言】ANA総研、ezorock、RCE北海道中央圏 ほか